悠悠自適なチネカルライフ

映画、音楽、美術鑑賞とあれこれ

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の期待値を敢えて下げておきたい

こんばんは、KEYです。昨日は遅くまで起きていたこともあり今日は起きたのが15時とかだったので、足早に支度をして今話題の映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を観てきました。

 

感想

結論から書きますと、僕の期待値は上回りませんでした。映画の感想であまりネガティヴなことは書きたくないのですが、今作は単体で見ると物語として明らかに盛り上がりに欠けます。人類側の資源開発者RDAと原住民のナヴィとの争いあう関係性は、一作目と全く変化がありません。

ナヴィドラマへの舵切り

一作目と二作目との違いは、主人公のジェイク・サリーとネイティリに四人の子供ができ家族を持ったことです。

この変化からもわかるように、今作ではヒューマンドラマならぬナヴィドラマに間違いなく舵を切っています。

前作もジェイクとネイティリに恋愛要素があったり、ジェイクの人間としての心境の変化や成長が見られるドラマとしての楽しみがありましたが、まだ一作目なのでナヴィと人間との関係性にも新鮮味がありそもそもパンドラの世界観が初めてのものだったので楽しめた方も多かったと思います。

しかし今作では、世界観や登場人物は勿論前作を引き継いでいるので新鮮味はありません。新しいユニークなキャラクターもたくさん出てきますが、物語の軸は人間とナヴィとの争いなので、そこに変化がない限りは楽しめないと思います。

まとめ

「一つ一つはそれぞれ独立した作品として、ストーリーは完結して、人々の心をつかみます。でも、5作全部を観ていただければ、もっと壮大なサーガとして感じてもらえます」

プロデューサーのジョン・ランドーはこう仰っているようですが、単体で楽しめなかった僕は不安しかありません。

そもそも僕が2Dで見たので映像的な楽しみがあまりなかったのかもしれませんが、、ひとまずこのシリーズが無事に公開されるのか情報を追っていきたいと思います。