【緊急企画第二弾!!】ネタバレありで『アバター:WoW』を語りつくそう
こんにちは、KEYです。今日もはりきって、『アバター:WoW』について書いていきたいと思います。何回に分けて書くかは、今のところ未定です。
前回の記事を読んでない方は、こちらからどうぞ。
【注意】この記事では物語の結末に触れることはありませんが、登場するキャラクターや物語の世界観について掘り下げていくつもりです。ネタバレを気にする方は、くれぐれもご注意ください。🙇
アバターの意味(続き)
前回の記事は、今作に登場する遠隔操作を必要としない人間/ナヴィのハイブリット「リコン」を紹介して終わりました。
映画をまだ見ていない方が読むと、聞きなれない言葉の紹介でうんざりするかもしれませんが、そもそも「アバター」と「リコン」の違いは遠隔操作が必要かどうかくらいのものだと思います。
それよりも僕がここで抑えておきたいのは、前作の宿敵マイルズ・クオリッチがリコン化されたことです。
クオリッチ大佐の自我/アイデンティティとは
前作で主人公ジェイク・サリーはナヴィのアバターになり、実生活で歩けないこともあり好意的に原住民ナヴィの言葉や文化を学んでいきます。ここで対照的に描かれていたのがクオリッチ大佐で、原住民を毛嫌いし、追い払うために軍事的な強硬策に出ます。
しかし今作では、前作で死亡したそのクオリッチ大佐の遺伝子を使い、生産されたリコンとして彼が存在します。
彼の過去の記憶が埋め込まれているので、今作でもジェイク・サリーを敵対視するわけですが、ここで実際どこまでがクオリッチ大佐の人格で、ナヴィとしての自我のようなものはないのか疑問に思いませんか?
つまり、人格は人間だとしてもほとんどナヴィの姿で、ナヴィの生活を破壊し続ける彼に矛盾を感じるのです。
生命としての普遍性/多様性
クオリッチ大佐の複雑な人格は、ナヴィと人間との違いや共通項をあえて考えさせるための起点のようなものだと僕は思っています。今作では他にも、ナヴィの部族間やアバターとナヴィ、混血など様々な違いが描かれています。
これはちょっとした豆知識ですが、劇中に登場するタルカン捕獲用の潜水艦はカニをモデルに作られ、クモのような建築ロボットにはAIが搭載され集団で効率よく働くように機能しているらしいです。
このように、様々な種族や文化、思考を描くことによって、生命とは何かについて考えさせるきっかけを作ってくれているのかもしれません。
終わりに
ここまで読んでくれた方はありがとうございました。明日はヒューマンドラマならぬナヴィドラマとしての『アバター:WoW』、キャラクターについて書けたらなと思っています。自分の書きたかったことは今日だいたい書けたので、個人的には満足しています。笑
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